高校生になった一人娘がある日を境に非行に。娘の行方を調べた父はその姿に号泣することに。。。。

ほっこり, 泣ける, 衝撃, 話題

私は高校1年生になる娘と二人で暮らす、

しがない父親です。

妻は娘が5歳の時に病気でなくなり、

それからは男手一つで育ててきました。

いっぱいの愛情を込めて育ててきた結果か、

娘はあまり世間で聞くような父親嫌いという行為はない。

それは昔に比べたらべったりではないけども、

歳を考えたら当たり前だろう。

そんな娘と毎日を幸せに過ごしていた去年の出来事でした。

ある日娘が学校からなかなか帰ってこない、

そんな日が続いたのだ。

友達の所に寄っているのだろうと軽い気持ちで

見ていたものの、やはり一人娘となると心配なもの。

娘に

『最近遅いけど、何してるんだ?』

と質問すると、

『お父さんには関係ないでしょ!!』

とひどく怒られてしまった。

これが反抗期というやつか、とも思ったが、

やはり遅くなる理由が気になる。

まさか悪い人と付き合っているんじゃないか?

と心配になる。

友人付き合いもあるのはわかる。

しかし、間違った道には進んで

もらいたくないというのは親心だろう。

もちろん私もそう思っている。

どんなにしつこく聞いても一向に教えてくれない娘。

終いには怒って出てしまったのである。

時間は21時。

高校生の娘がこんな時間に出歩くことは心配になる。

何か事件に巻き込まれてしまう可能性も十分にあり得る。

しかし、この状態で追いかけてもケンカになるだけだろう・・・

そんな様々なことを頭にめぐらせた私は、

出て行った娘の後をコソッと後をつけることに。

暗がりの道を、携帯電話で誰かと

電話しながら歩いていきます。

そして近所の公園に着き、ベンチに腰下ろして

しばらくすると、金髪の女の子が姿を現した。

とても親しげに話す娘と女の子。

楽しそうではあるが、あの女の子が原因で、

娘は非行少女になってしまったのか?と心底心配した。

しかし、この心配もすぐに晴れることに。

娘と女の子は公園の淵へと足を運ぶ。

その淵には一つの小さい段ボールがあった。

そして、フタを開けると、2匹の子ネコがいたのだ。

娘はと女の子は学校帰りに公園で見つけた

子ネコの世話をしていたため、帰りが遅くなっていたのだ。

昔から小動物を好きだった娘。

誰に対しても優しくあって欲しいと育ててきた娘が、

野良ネコの世話を懸命行っていたのだ。

その瞬間、私は目に溢れる涙を堪えることに必死。

優しい子に育ってくれたんだなと

安堵の気持ちでいっぱいになりました。

そして、私はそのことには触れず、

一人で家に戻り、夕食の準備に取り掛かりました。

しばらくして戻って来た娘。

その両手には子ネコが抱えられていました。

そして娘の第一声は・・・

『父さん、ごめん。

実はこの子たちを飼いたくて・・・』

私は世話をしっかり行うことを条件に、

ネコを飼うことを許可した。

1年が経った今では家中を走り回る2匹と

一緒に暮らすことが楽しくて仕方ありません。

娘の優しさによって招かれたこの2匹のネコたちを大切に。

今思えば、あの当時、こんな優しい子が

非行少女になるだなんて思うことですら

失礼だったなと思います。

これからも健やかに、生前の妻のように

優しい人間で育っていきますように。

心からそう願いながら私はネコと戯れる。