機内で泣く赤ん坊を抱く男性。一見普通に見えるこの子の光景に、乗客が涙した理由とは。。。。

アメリカのミネアポリスからアトランタに
向かう飛行機に、幼い息子さんと2人で
飛行機に乗った妊婦さん。
離陸後、間も無くして幼い息子さんが
グズリ始めてしましました。
飛行機などの密閉された空間で子供の泣き声が
響き渡ることは、搭乗者だけではなく、
母親も精神的にストレスを感じ、参ってしまうでしょう。
妊婦さんであるお母さんは息子をあやすなどし、
何とか泣き止ませようとしますが、
息子は一向に泣きやみません。
そんな状況を一変させる、飛行機の中で起きた
心温まるエピソードが大きな話題を集めています。
一向に泣き止まない息子に、
母親も途方に暮れている時のことでした。
どうにか泣き止ませようとあやす母親の元に
1人の男性が近づいてきます。
そして、母親にこのように声をかけました。
「私は父親だったことがあってね。」
「良ければあなたがゆっくり休めるように手助けをしたくて」
そう母親に話すと、
幼い息子を抱き、あやし始めたのです。
そして、それからアトランタに到着するまでの
約2時間の間、通路を行き来し、
息子をあやし続けてくれたというのです!
そして、多くの人を驚かせ、感動することになった
理由はこの振る舞いだけではなく、
「男性が白人で、母親と息子は黒人だった」
ということに、心を揺れ動かされたそうです。
この男性とは全く面識はなく、
飛行機内で始めて出会ったそうですが、
子どもを育てる母親の気持ちを良く理解
しているためか無償で子どもをあやし続ける。
この白人男性の親切な振る舞いに対し、
多くの称賛の声が寄せられることに。
「肌の色なんて関係ない。お互いを尊重し、助け合うことは重要。」
「他人なら無視することもできたはずだが、そうしなかったこの男性の行動は称賛に値する。」
「白人だから偉いんじゃない。1人の人間としてとても素晴らしい行動だ!」
今もなお人種差別が根強く残るアメリカ。
そんな厳しい視線もある中、さも当たり前かのように
その垣根を超えたこの男性の行動は
多くの人の心を動かしました。
「困っている人を助けたい」
純粋なこの気持ちから生まれたであろう行動ですが、
簡単なことではありません。
どんな人にでも、このような優しさ溢れる行動が
誰にでもできるような人が増えれば、
世の中はもっと素敵になるかもしれませんね。