球児のために作った「大盛りカツ丼」50年以上続いた名物に、店主の苦渋の決断で廃止。

球児のために作った「大盛りカツ丼」 甲子園の老舗食堂がやめた悲しい理由
記事によると…
・「カツ丼大やめます」ー。
連日熱戦が繰り広げられている兵庫県西宮市の
甲子園球場近くにある、超デカ盛りカツ丼で有名な老舗
「大力食堂」に、今年、そんな貼り紙が掲げられた。
「お腹を空かせた高校球児のために」と1966(昭和41)年の
創業以来続けてきた「名物」に何があったのか。
高校野球ファンで賑わうお店を訪ねた。
店主の藤坂悦夫さん(81)。21歳で独立し、
この地で店を開いたとき、
「小遣いで食べに来る高校球児も気軽に来られて、満腹になれるように」と
「カツ丼大」を作った。
ご飯の量はなんと2.8合。茶碗一杯が約0.4合というから、
ざっと7杯分。たっぷりの出汁で玉ねぎを煮込み、
カツを入れて出汁を吸わせたら、特大卵を溶いてとじ、かける。
テーブルに届いた時点で既にどんぶりからあふれているので、
崩れないよう注意しながら、スプーンでお椀に移しながら食べた。
この味とボリュームで700円
(途中からは原材料費の値上がりで800円に)という脅威の安さ。
だが、雲行きが変わってきたのは数年前から。「大」を頼んでは、
半分以上残して帰る客が相次ぐようになった。
「スマホいうんかな。あれで写真を撮るだけ撮ってな。
残った分はほかすしかないけど、お米もお金ももったいないやろ…。
それ見とったらおっちゃん、何かもう、情けのうなってな…」
と肩を落とす。
「もしお残しが減るなら、復活もあり得るんですか?」と尋ねると、
「ない」と一言言って、悲しげに笑った。
twitterの反応
インスタ蝿のせいでこういうものが失われていくのか…
— かきく@政治アカ (@kakiku_seiji) 2019年8月17日
テレビ番組の大食いが、一番の原因だと思う。食べれない人等が、いるのに大食いを自慢するような番組は、無くなった方が、良い。
— yuyuaki (@iPhonegadaisuki) 2019年8月17日
飯屋が飯をことごとく残されるのはかなり辛いだろうな
心中を察するに余りある
— みそ侍( ゚ω゚) (@jajajasp) 2019年8月17日
インスタはろくなことをしない
— 地球帝国の遺産 (@amagawaiseki) 2019年8月17日
残すなら食べないで下さいって常識なのに、
お金払ってるからいいでしょって、
そういうことじゃないだろと。苦渋の決断ですね。