牛舎に閉じ込められた牛たちの苦痛牛が恐怖で泣き始める…この後のまさかの展開に涙が止まらない

感動

牧場が閉鎖されると

牛たちの運命は決まったようなものです。

コストがかかりすぎるなどの

理由で別の牧場へ移送されないとなると

食肉加工場へ向かう

トラックに乗ることになります。

 エマと名付けられた一頭の

乳牛もこの運命を辿るように見えました。

エマが生涯ずっと乳を絞り続けてきた牧場が

閉鎖されたためでした。

牛は妊娠したときか仔牛を

産んだあとしばらくの間しか

乳を出すことはできません。

仔牛は生まれるとすぐに

母牛から引き離され母牛の乳は

食品業界へと売られます。

母牛にとって仔牛と引き離されるのは

非常に辛いことですが

これは一度きりではなく

乳牛は乳を生成できる間

この妊娠、出産、離別の過程を

何度もなんども繰り返すのです。

このようにして何年も

人間のために乳を搾られ続けたエマは

牧場閉鎖により

その肉も人間の消費のために

食肉加工場に向かうことが決まっていました。

しかし幸運なことにエマのいる

ドイツには、こうした牛たちを救う

「Kuhrettung Rhein-Berg – Lebenshof für Tiere」

と呼ばれる団体が存在します。

牛たちが安全で苦痛のない環境で

最後の数年間を過ごすことのできる

保護施設を運営している団体です。

食肉加工場に送られる直前

この団体が牧場主からエマを買い取り

安全な場所へと連れて行かれることになったのです。

しかしエマは事情を知りません。

見慣れないトラックに乗せられた

エマはこれから何が起こるのかわからず

恐怖のあまり、「涙」を流し始めたそうです。

やがてエマが辿り着いたのは

牛たちが穏やかに草を食んでいる牧草地でした。

これまでの生涯のほとんどを

小さな牛舎の中で過ごしていたエマにとって

蹄に感じる柔らかい草の感触は新鮮で

慣れるのにしばらくかかりましたが

ゆっくりとほかの牛たちの元へと歩き始めました。

すでにそのシェルターで暮らす

救出されたほかの牛たちはエマに興味津々で近づき

あいさつするかのように鼻先の匂いを嗅ぎます。

エマは緊張を解き始め

きっと大丈夫なんだということに

ゆっくりと気がつき始めまたそうです。

すぐにエマは新たな友人たちと牧場を

夢中で駆け回るようになりました。

馬のように牛もまた群れの生き物なので

ほかの牛たちとの交流を好むのです。

牛舎に閉じ込めらる生活自体

牛にとっては本来計り知れないほど苦痛のはずのです。

エマの運命がこんなに素晴らしい方向に

動いて本当に良かったですね。

新しい仲間と楽しく牧草地を駆け回りながら

残された生涯を幸せに暮して貰いたいです。